注文住宅の購入をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、防犯対策です。
注文住宅はデザインだけではなく防犯についても考えることが大切です。
そこで今回は、注文住宅のデザインについて防犯の観点から解説します。
□土地を選ぶ際の注意点
「泥棒に狙われにくい土地を選びたい」
土地選びの際、このように思ったことはありませんか。
ここでは、防犯の観点から土地を選ぶ注意点を三つ紹介します。
一つ目は、目の前に大きな公園がある土地を避けることです。
公園が近くにあれば安心なイメージがあるかもしれないですが、公園は夜になる危険な場所です。
なぜなら、公園は夜になると人目がなくなるため、侵入者にとっては好都合な場所であるからです。
二つ目は、人通りが少ない路地や、死角の多い袋小路に面している土地を避けることです。
これらの場所は、侵入者にとって動きやすい場所であると言えます。
とくに、坂による高低差が多い地域は死角が生まれやすいため注意しましょう。
三つ目は、共働きや核家族、ひとり暮らしの人が多い都市部は避けることです。
ひとり暮らしの多い地域は、空き巣被害が多いでしょう。
そのため、ひとり暮らしの多いエリアは避けるべきです。
以上が、土地を選ぶ際の注意点になります。
また土地を見行く際は、昼間と夜間、平日と休日など、足を運ぶ時間を変えてみることをおすすめします。
□防犯のポイント
では次に、注文住宅を建てる際に実践できる防犯のポイントを三つ紹介します。
一つ目としては、ガラスに防犯フィルムを貼ることが挙げられます。
空き巣の侵入方法で最も多いのが窓ガラスを割って侵入する方法です。
そのため、ガラスに防犯フィルムを貼ることは、空き巣被害を防ぐには効果的な方法です。
しかし、防犯フィルムを貼る際に隙間ができてしまうと、その隙間から割られる可能性があるため注意が必要です。
二つ目としては、補助錠付きの窓やサッシを取り付けることが挙げられます。
補助錠とは、主錠とは別に取り付けるサブ鍵のことで、防犯対策にとても優れています。
侵入者からすれば、鍵が二つあれば犯行を断念するケースが多くなるでしょう。
つまり、補助錠は防犯に対する意識の高さをアピールする効果があるということですね。
三つ目としては、庭にセンサーライトや砂利などを設置することが挙げられます。
深夜にライトが光ることで侵入者を追い払うことができますし、光ったことで近隣の住民が侵入者に気が付けるでしょう。
また、砂利は歩くと音がするため侵入者が庭に入りにくくなります。
つまり、これらの設置をすることで、侵入に対して抑止効果を期待できるというわけです。
□まとめ
今回は、注文住宅のデザインについて防犯の観点から解説しました。
注文住宅を購入する際は、デザインだけではなく防犯面も考慮する必要がありますね。
また、防犯対策として三つのポイントを意識することが大切ですね。
ぜひ参考にしてみてください。
この記事へのコメントはありません。