注文住宅は家づくりの自由度が高く、ご希望の設備を取り入れられるのが大きな魅力ですよね。
しかしそんな魅力は一方で、やりすぎると高額になる可能性があるというデメリットとも考えられます。
そこでこの記事では、注文住宅で予算オーバーを起こさないためのコツと万が一予算がオーバーした際の対処法をご紹介します。
□予算を決めるには
予算オーバーを未然に防ぐためには、高額すぎる注文住宅にならないように最初に予算を決めることが大切です。
そこでまずは予算を決めるための3つの手順をご紹介します。
はじめに、住宅購入に充てる自己資金額を決定します。
貯蓄のうち、住宅購入費以外の雑費や生活費、貯金などを除いて最大でいくらを住宅の購入に充てられるかをしっかりと計算しましょう。
また住宅購入に関して、自己資金全額を住宅そのものに充てられるわけではありません。
引っ越しや登記にかかるお金も考慮しながら、無理のない範囲で予算を組めると良いでしょう。
続いて、住宅ローンの借入金額を決定します。
借入金額を決めるには、総支払金額をもとに毎月の返済額を明らかにする必要があります。
余裕のある返済を行うために、ここでもしっかりと計算し、計画を立てることが欠かせません。
ちなみに年収の25パーセントを返済に充てるとすると、年収400万円で毎月の返済額が8万円少々、借入限度額が2800万円弱となります。
年収600万円ならそれぞれ1.5倍、年収800万円なら2倍で計算すると良いでしょう。
ここまで決まると、最後に購入資金限度額を決定します。
これはつまり建物の購入に充てられる金額の上限のことで、土地を一緒に購入する場合はその費用も引いて算出する必要があります。
□もしも予算がオーバーしたら?
注文住宅のプランを立てていくうちに、予算がオーバーしてしまうのははっきり言うと仕方のないことです。
とはいえ、そのままにしておくわけにもいきませんよね。
そこで、続いては予算削減のコツをご紹介します。
重要なのは、コストカットして良い箇所としてはいけない箇所をはっきりさせることです。
例えば柱や耐震構造といった基礎の部分は、家の安全性に直結するためコストカットには向きません。
反対に床材や壁紙、その他の材質は大きくコストダウンが可能です。
まずはこのような箇所からコストダウンに努められると良いでしょう。
□まとめ
今回は、注文住宅で予算オーバーを起こさないためのコツと予算がオーバーした際の対処法をご紹介しました。
夢が膨らむ注文住宅ですが、現実的な考えを忘れてはいけません。
必要なものと欲しいものをしっかり区別して、理想のマイホームを手に入れましょう。
香芝市で注文住宅をお考えの方は、ぜひ当社にお任せください。
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