海外製食器洗い洗浄機の人気が増しています。
省エネ性能と壊れにくさ、そして大容量フロントオープンが人気のようです。
しかし2021年4月よりコロナ禍の影響で海外製食洗機が入荷できなくなっています。
2021年7月現在、ドイツのMiele社(ミーレ)、BOSCH社(ボッシュ)並びにGAGGENAU(ガゲナウ)の
日本向け商品が出荷停止になっています。
これにつきましては弊社のお客様にもご迷惑をおかけしていますが、出荷開始の連絡を待つしかありません。
同じくドイツのAEG社(アーエーゲー)、スウエーデンのASKO社(アスコ)、アメリカのWhite-Westinghouse社(ホワイト・ウェスティングハウス)という選択もありますが弊社は採用したことがなく入荷状況等の情報がわかりません。
基本的に海外製食洗機はどのキッチンにもつけられるわけではなく、特に既存のキッチンに後からつけたり、交換したりすることはほぼ不可能です。(もともと海外製のものがついていた場合は交換は可能かもしれません)
これは海外と日本のキッチンのサイズ違いが大きな原因で、キッチンの高さ、奥行きが合わないことが多いのです。
海外製食洗機を検討される場合はシステムキッチン本体の入れ替えを求められることになるでしょう。
新しいキッチンは我が国標準と言われるキッチン高さ85cmから90cmに変更することになると思います。
海外製の食洗機の一番大きな特徴は庫内容量が大きいことです。10人分の食器も一気に洗えます。
これはフロントオープンという扉の開き方の違いで庫内が広く使えることが原因です。
一番大きな欠点は、価格が高いことと設置できるキッチンが限られることですが、海外製の食洗機はどれも温風乾燥機能がついていないことも使う人によっては大きな欠点になるのではないかと思います。
省エネを謳うこれらの製品は、温風乾燥が一番電気を消費することをよく知っているのです。
日本の製品に慣れた私たちは、温風でしっかり乾燥された食器が気持ちいいと思いますので、BOSCHのようなゼオライト吸着仕様のものが比較的親しみやすいと思います。(ただし完全には乾燥しません)
フロントオープン型で大容量にこだわるなら日本製でもリンナイから出ています。温風乾燥もついていて大容量。今までの食洗機からの取替も可能なタイプです。
海外製は魅力が高いですが、入荷ができない現在国産品も検討してみてはいかがでしょうか。
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