理想の住まいを実現するためにまず何が必要とされているのでしょうか。
一番最初に考えるべきことを3つ挙げたいと思います。
特に最後の一つは重要ですので時間をかけてよく考えてみてください。
1つ目に「生涯資金計画をシミュレーションすること」
新築・リフォームではまとまったお金が必要ですが、工事の支払額だけに注目されている方が大変多いです。
大事なのは「生涯資金計画」。光熱費や生活費、教育費や老後の蓄えも考えた上で住まいづくりを検討しましょう。
2つ目は「パートナー選び」
誰と契約するか、設計者は?施工会社の経営状況は?担当者と気が合うかな?社長の理念は?
これらがとても大切ですね!
3つ目は「どんな住まいが理想か家族で話し合うこと」
これが最も重要です。新築で私達がヒアリングするときに「理想の住まい」をお聞きするのですが、
「イメージはあるんだけどよくわからない」というお答えをいただくことがあります。
住む方によって理想の住まいはそれぞれ違います。まさに住人十色でしょう。
「愛犬がストレスなく走り回れる住まいで家族がにこやかに暮らしたい」
「週末はゆっくりと自分の世界に没頭できる部屋がほしい」
「趣味のパン作りを通してお客様をたくさん呼べる住まいにしたい」と様々です。
よくあるのが、ご主人と奥様(またはご両親)の意見が違っていることです。
別居するお父さんは「和室が必要」と言うけどその分リビングを広くしたいんですよね。
ということは何度か耳にしました。どちらが正解ということはありません。
まずは家族で「理想の住まい」についてじっくりと話してみてはいかがでしょうか。
デザインや仕様、コストや耐久性しか業者はアピールしません。
建売住宅を検討されるならそれだけで十分ですが、注文住宅やリフォームならそこはじっくり話し合ってから住まいづくりを進めてくださいね!