
リフォームでトイレの壁紙をおしゃれに!選び方や費用の目安も解説

トイレは住まいの中でも使用頻度が高く、家族だけでなく来客も利用する空間。そんなトイレを清潔に保ちつつ、印象をぐっとよくする方法のひとつが壁紙のリフォームです。小さな空間だからこそ、壁紙の色や質感によってガラッと雰囲気を変えることができます。
この記事では、トイレの壁紙リフォームを検討している方へ向けて、選び方のポイントや費用相場、注意点などをわかりやすく解説します。
トイレの壁紙をリフォームする前に知っておきたいこと

トイレの壁紙を張り替えるリフォームは、単に見た目を変えるだけでなく、衛生面や快適性の向上にもつながります。施工を検討する際には、リフォームのタイミングやDIYとの違いなど、基本的な情報を押さえておくことが大切です。
壁紙でトイレの印象が大きく変わる理由とは
トイレのように狭い空間では、壁紙の色や素材が与える印象が特に強くなります。白や淡い色合いを選べば明るく清潔感があり、空間が広く見える効果が期待できます。小面積だからこそ、思い切った色やデザインを取り入れやすい点も特徴のひとつです。
一方で、柄物や濃い色を選べば、個性的で印象的な雰囲気を演出できます。小面積だからこそ、思い切った色やデザインを取り入れやすい点も特徴のひとつです。
トイレの壁紙リフォームはいつやるのがベスト?
明確なリフォーム時期が定まっているわけではありませんが、一般的には10年から20年がひとつの目安とされています。ただし、湿気や水分の影響を受けやすいトイレは、他の部屋よりも壁紙が劣化しやすいため、剥がれや汚れ、カビが目立つようであれば早めに張り替えを検討するのがよいでしょう。また、住宅全体の改装とタイミングを合わせてトイレの壁紙も変えると、デザインに統一感を持たせることができます。
トイレ壁紙のリフォームはDIYでもできる?プロに依頼するべき?
自分で作業を行うDIYは費用を抑えられるメリットがありますが、トイレの壁紙張り替えは簡単そうに見えて意外と難易度が高い作業です。特に凹凸のある壁や設備の周辺など、細かい処理が求められる場面では、仕上がりに大きな差が出ることがあります。施工の経験が少ない場合や、長くきれいな状態を保ちたいという場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
リフォームで後悔しないトイレ壁紙の選び方

壁紙を選ぶ際には、見た目だけでなく機能性や耐久性も重要なポイントです。トイレの特性に合った壁紙を選ぶことで、長く快適に使い続けることができます。
色選びは清潔感と明るさがポイント
白を基調とした明るい色は、空間に清潔感を与える効果があります。とはいえ、真っ白な壁紙は汚れが目立ちやすく、掃除の頻度が増えるという一面もあるため、淡いグレーやベージュといった色味を取り入れるのもおすすめです。見た目と実用性のバランスを保つことができます。
柄を工夫しておしゃれなトイレ空間に
全面に大きな柄を使用すると圧迫感を与えることがありますが、小花柄や幾何学模様など、控えめなデザインを取り入れると落ち着いた雰囲気になります。トイレは他の部屋よりも小さなスペースなので、遊び心のあるデザインに挑戦してみるのもよいかもしれません。
アクセントクロスで個性をプラスしよう
壁の一面だけに濃い色や柄のある壁紙を使う「アクセントクロス」は、近年人気の高い手法です。空間に変化をもたらすだけでなく、視線の集中をコントロールする効果もあります。配置する面によって雰囲気が変わるため、トイレに入ったときに正面に見える壁など、目につきやすい場所に取り入れるのが効果的です。
防カビ・防汚など機能性壁紙にも注目
トイレの環境は湿気がこもりやすく、ニオイやカビの原因となります。防カビ・防汚加工が施された壁紙を選ぶことで、日々の掃除の負担を減らすことが可能です。表面がツルツルしているフィルムコートタイプの壁紙は、汚れが付きにくく拭き取りもしやすい点で評価されています。
トイレの壁紙リフォームにかかる費用相場

壁紙のリフォームを検討する際には、実際にどの程度の費用がかかるのかを事前に把握しておくことが大切です。費用は壁の面積や使う材料、業者の施工条件によって異なります。
壁紙の張り替えだけならいくらかかる?
一般的なトイレの広さである1畳程度の空間であれば、壁4面と天井の張り替えで約4万円から5万円が目安となります。この金額には、材料費や施工費、廃材処分費などが含まれるのが一般的です。選ぶ壁紙のグレードによっては、もう少し高額になる場合もあります。
床や便器の交換も含めたトータル費用の目安
トイレの壁紙リフォームにあわせて、床材の張り替えや便器の交換を希望するケースもあります。ただし、これらの費用は施工内容や選ぶ製品によって大きく異なるため、正確な金額は見積もりで確認することが大切です。壁紙の張り替え単体であれば4万円前後が相場ですが、追加の工事が発生する場合はその分コストが上乗せされます。
壁紙の種類や性能で価格はどのくらい変わる?
スタンダードなビニールクロスと、高機能な防臭・抗菌加工がされたハイグレードタイプの壁紙では、価格に差があります。具体的には、ハイグレード品の場合、張り替え費用が1万円程度高くなることもあります。価格だけでなく、機能や耐久性を考慮しながら選ぶのがポイントです。
見落としがちな追加費用に注意しよう
壁紙の張り替え作業中に、下地の劣化や補修が必要になる場合は、追加費用が発生することがあります。また、トイレの扉や窓周辺など、特殊な施工が求められる場所では費用が増加する可能性があるため、事前の見積もりでしっかりと確認しておくことが重要です。
トイレの壁紙を長持ちさせるお手入れとメンテナンス

リフォームを行ったあとの壁紙を美しく保つためには、定期的なお手入れや適切なメンテナンスが欠かせません。特に、湿気や汚れの多いトイレでは、少しの工夫で壁紙の持ちが大きく変わります。
リフォーム後に汚れが気になったときのお手入れ方法
日常的な汚れには、中性洗剤を使った優しい拭き掃除が効果的です。スポンジや柔らかい布で軽くこすることで、壁紙を傷めずに清潔な状態を保つことができます。ゴシゴシ擦ると表面が傷つくおそれがあるため、力加減には注意が必要です。
カビや黒ずみを防ぐための簡単な対策
換気が不十分だとカビや黒ずみが発生しやすくなります。換気扇をこまめに使用したり、定期的に窓を開けて空気を入れ替えることで、湿気を逃がすことができます。黒カビが出てしまった場合は、エタノールやカビ取り剤を使用して早めに対応しましょう。
壁紙をきれいに保つ日常の習慣とは
トイレを使用した後は、こまめに換気を行い、気が付いた汚れは放置せずに早めに拭き取りましょう。また、湿気対策として除湿剤を設置するのも有効です。これらの習慣を取り入れることで、リフォーム後の美しさを長期間維持しやすくなります。
トイレリフォームで選べる壁紙の種類と特徴

壁紙にはさまざまな素材や機能があり、トイレに適した種類を選ぶことが大切です。選ぶ際は、見た目だけでなくメンテナンス性や耐久性なども確認しておきましょう。
ビニールクロスのメリット・デメリット
ビニールクロスは、一般的な住宅の壁紙に広く使われている素材で、コストパフォーマンスに優れている点が特長です。加工しやすく、汚れがついても拭き取りやすいという実用性もあります。ただし、通気性が低いため、湿気がこもるとカビの原因になることもあります。
防臭や抗菌などの機能性壁紙とは
機能性壁紙は、防臭・防汚・抗菌などの加工が施されたタイプです、衛生面に配慮したい空間におすすめです。特にトイレでは、こうした機能を備えた壁紙を選ぶことで、嫌なニオイの発生や菌の繁殖を抑える効果が期待できます。価格は一般的な壁紙よりも高めですが、快適さや清掃の手間を考えると検討する価値があります。
自然素材の壁紙を使うときの注意点
和紙や織物などの自然素材を使った壁紙は、見た目に高級感があり独特の風合いが魅力です。ただし、湿気を吸いやすくカビやすいという性質があるため、トイレに使用する場合は換気や湿度管理に十分な配慮をしなければいけません。また、メンテナンスに手間がかかることも考慮して選ぶとよいでしょう。
【まとめ】トイレの壁紙をリフォームして理想の空間をつくろう
トイレの壁紙リフォームは、空間の雰囲気を大きく変えるだけでなく、快適で清潔な暮らしを保つためにも重要なポイントです。色や柄、機能性といった選択肢の幅は広く、どの壁紙を選ぶかによって印象も利便性も変わります。費用についても、素材やグレードによって異なるため、事前の情報収集と見積もりの確認が大切です。
施工のクオリティや仕上がりの美しさを重視する場合は、信頼できる専門業者に依頼することで、満足度の高いリフォームが実現できます。トイレの壁紙リフォームについてご相談をご希望の方は、奈良県大和高田市を拠点に、奈良・大阪・三重の各エリア(奈良市・橿原市・香芝市・生駒市・五條市・八尾市・堺市・伊賀市・名張市ほか)で幅広く対応している株式会社関西工務店までお気軽にお問い合わせください。
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